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刊行報告書案内No.1

三鷹市埋蔵文化財調査報告第23集

天文台構内遺跡 U

(てんもんだいこうないいせき)
発行
年月日
平成14(2002)年2月28日
発行者 三鷹市教育委員会
三鷹市遺跡調査会
規格 A4版・132頁
遺跡所
在地
東京都三鷹市大沢二丁目地内
調査事由 東京大学・天文学教育センター新営工事
発掘調査
期間
平成11年5月〜11年7月
主な遺構
(遺物)
旧石器 ユニット・礫群(ナイフ形石器・スクレイパー・彫器・細部調整剥片・石核・ピエスエスキーユ・ハンマー・台石等)
縄文 炉穴・陥し穴・ピット等(縄文土器{早期・後期}・打製石斧・磨石・土師器・須恵器等)
近世 土葬墓等(金属製品{銭貨・簪}・陶器・カワラケ・人骨等)

[本書の要約・見所]
旧石器時代の調査においては、立川ローム第W層上部(約15,000年前頃の火山灰堆積層)で硬質頁岩・ガラス質黒色安山岩などの石材を使用した石器製作跡が発見されました。これまで多摩川流域など近くで産出する石材を主体とする遺跡は市内でも多数ありましたが、今回の発見はたいへん希なものです。
また、27基の近世土葬墓が発見され、25体の埋葬人骨をはじめ六道銭・陶器などの副葬品が出土しました。墓穴の平面形態の変遷、配置の規則性、副葬品の時期などから墓の造営時期や墓地の性格について検討しています。

[閲覧情報]
国立国会図書館・都道府県立図書館・都内公立博物館・三鷹市内公立図書館及びコミュ二ティセンター等に配布しています。閲覧については最寄の図書館等にお尋ねください。
[問い合わせ]
三鷹市埋蔵文化財調査室 Tel:0422-48-9454
                 メールアドレス:office@mitaka-iseki.jp

旧石器時代の遺物                                   近世土葬墓群