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刊行報告書案内No.6

三鷹市埋蔵文化財調査報告第28集

天文台構内遺跡 W

(てんもんだいこうないいせき)
発行
年月日
平成17(2005)年3月31日
発行者 国立大学法人東京大学
三鷹市教育委員会
三鷹市遺跡調査会
規格 A4版・273頁 CD-ROM(PDF版)添付
遺跡所
在地
東京都三鷹市大沢二丁目地内
調査事由 東京大学武蔵野寮跡地の整地等工事
発掘調査
期間
平成15年1月〜平成15年11月
主な遺構
(遺物)
旧石器 石器集中部・礫群・焼土跡・性格不明落ち込み

ナイフ形石器・尖頭器・掻器・削器・鋸歯縁石器・ハンマー・石核・剥片等<
縄文 集石土坑・土坑・ピット・皿鉢状遺構・性格不明落ち込み

縄文土器{草創期・早期・中期}・石器{磨石・石皿・石鏃・打製石斧・礫器等}<
近世 溝状遺構・道路状遺構

陶磁器類・カワラケ等<

[本書の要約・見所]
 旧石器時代の調査では、立川ローム第V層〜第Y層上部において、5枚の文化層が確認され、石器集中部19基、礫群22基が検出されました。本書では各文化層の母岩別、石材別の石器分布を示し、特に第4文化層(W層下部〜X層上部)については、隣接する都道地区(「天文台構内遺跡V」に掲載)を含めて、石器の出土位置、接合関係及び属性により、検出された石器集中部の様相を詳しく述べています。また、出土黒曜石全点に蛍光X線分析による原産地の推定を行い、主要な産地となる信州系と伊豆系の分布状況を示しました。
 縄文時代の調査では、草創期の爪形文土器をはじめ、早期の撚糸文土器、中期前半の勝坂式・阿玉台式土器等が、石器は磨石を中心に石皿・打製石斧・礫器等が出土しました。また、集石土坑4基がまとまって検出され、出土炭化物の炭素年代測定を実施しました。
 近世の溝状遺構7条が現在の土地境界に沿った位置などで検出され、大正年間まで寺の敷地であった当該地の、土地利用の様子が推測できました。

[閲覧情報]
国立国会図書館・都道府県立図書館・都内公立博物館・三鷹市内公立図書館及びコミュ二ティセンター等に配布しています。閲覧については最寄の図書館等にお尋ねください。

[問い合わせ]
埋蔵文化財調査室 Tel:0422-48-9454
                 メールアドレス:office@mitaka-iseki.jp

   礫群 SR-39 (第3文化層)                        第4文化層の石器