縄文時代後期初頭
称名寺(しょうみょうじ)式土器
三鷹市滝坂遺跡出土
口径20.5cm 現存高21.5cm
★関東地方一円に広い分布圏をもつ型式です。隆帯文は使用されず、沈線区画と縄文によってモチーフが描かれます。写真の土器は、地文に縄文が配されないスペースに列点文が描かれています。
縄文時代後期初葉
堀之内(ほりのうち)式土器
三鷹市出山遺跡出土
最大径35cm 器高30.5cm
★かつて薄手式とよばれた、薄く精緻なつくりの土器です。写真の土器は3単位の大きな波状口縁で、上から見ると三角形を呈します。
縄文時代後期中葉
加曽利B(かそりびー)式土器
三鷹市丸山A遺跡出土
★千葉県加曽利貝塚を標識遺跡とします。B地点で主に出土したためこの名が付けられています。写真は丸山A遺跡で土坑墓から出土した、小型土器です。
草創期・早期・前期・後期編
特集! みたかの縄文土器
企画展示室